【看護師監修】授乳するとき乳首が痛い!対処法は?授乳を続けていい?

【看護師監修】授乳するとき乳首が痛い!対処法は?授乳を続けていい?

公開日:2022-12-23 | 更新日:2023-05-30

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授乳すると乳首が痛い!
どうすればよくなる?授乳は続けていい?

授乳をすると乳首が痛くなってします「原因」別の対処法を、看護師さんに教えてもらいました。

乳首が痛むときにおすすめの乳頭保護器のメリットや、赤ちゃんの吸いやすさについても紹介します。

監修者

小田原銀座クリニック

看護師
梅原 いずみ

経歴

【略歴】

小田原市立病院を経て小田原銀座クリニックに在籍。

授乳するとき乳首が痛い…原因は?

女性

授乳をするときに乳首が痛む原因として、

  1. 同じ部分の皮膚を触れる状態が続くのでふやけて痛い
  2. 最初のうちは出にくいので時間がかかり、皮膚がふやけやすくなって痛い
  3. 吸い付く時の癖で一部が切れている・傷ついている
  4. 歯が生えてきたことで、噛まれて傷ついている
  5. 授乳ポジションが悪い
  6. ブラジャーが合っていない

などが考えられます。

原因1「同じ部分の皮膚が触れる状態が続くので、ふやけて痛い」

女性
通常の皮膚でいう「接触性皮膚炎」が起きている状態です。
授乳回数や時間が増えてくると起こります。治る前にまた授乳をしなければいけないので徐々に悪化していくことがあります。

原因2「最初のうちは出にくいので時間がかかり、皮膚がふやけやすくなって痛い」

女性
授乳し始めは、乳首の皮膚が薄くて切れたり傷ついたりしやすいです。
まだ赤ちゃんの吸い付きは強くありませんが、何度も濡れた口で触られることで乳首もふやけて切れて痛みます。

原因3「吸い付く時の癖で一部が切れている・傷ついている」

女性
子どもの口は、上と下の吸い付きが強くなるので、その部分が強い圧を何度も受けると傷つきやすいです。

原因4「歯が生えてきたことで噛まれて傷ついている」

女性
歯が生えてきた赤ちゃんが乳首を噛んでしまい、痛みを感じたり、傷がついたりして痛む場合があります。

原因5「授乳ポジションが悪い」

女性
傷はないのに痛む場合は、吸わせる角度が、ママと赤ちゃんに合っていないのかもしれません。
吸い付いてもうまく吸えないと赤ちゃんは力を込めて吸い付くので、乳首への圧が強くなります。

原因6「ブラジャーが合っていない」

女性
授乳をしているママのブラジャーが合っていないと、乳首が傷つくことがあります。

乳首が痛いときでも授乳して大丈夫?

授乳 赤ちゃん

女性
出血をしていなければ授乳しても問題ないですが、傷があって出血がある場合は避けましょう
無理すると傷が大きくなるので、早めにケアしましょう。

【対処法】乳首の痛みを楽にしたい!どうすればいい?

授乳するやり方

乳首の痛みの原因別に、看護師さんに対処法を教えてもらいました。

「皮膚がふやけ痛い・傷ついている」場合

女性
母乳を塗る、乳頭保護器を使用するなどして皮膚を保護しましょう。

母乳は、栄養価が高く傷口の保護になりますので、母乳を塗りましょう。

また、乳首を保護するのは「ブレストシェル」というもので乳首にフィットして乳首を守ります。

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「授乳のポジションが悪い」場合

女性
傷はないのに乳首が痛む場合は、抱っこのポジションが悪い可能性があります。
横抱きだけでなく、楽な姿勢がないかを確認してみましょう。

「ブラジャーが合っていない」場合

女性
ブラジャーのサイズの見直し、授乳用の乳首に優しいブラジャーをつけましょう。
ハイドロジェットパッドのような保護するものをつけておくとブラジャーでこすれにくいです。

乳頭保護器の利用もおすすめ

乳首が痛む方は、乳頭保護器を使って保護する方法もおすすめです。

乳頭保護器を使うメリット

女性
乳首に直接吸い付かなくなるので、痛みが少なくなりかなり楽になります。

赤ちゃんは飲みにくくないの?

女性
赤ちゃんが吸い付きやすいように設計されているため、赤ちゃんに合ったサイズや形を選べば飲みにくいことはないでしょう。

サイズや形は様々なので、月齢・赤ちゃんの口の大きさに合わせて使用できます。吸い付きの悪い赤ちゃんや、乳首陥没の方にも使用できます。

ママが痛みを我慢しながら吸わせることがなくなるので、赤ちゃんは存分に母乳を吸って飲むことができます。

ただし、最初は乳首の感覚と違うので慣れない赤ちゃんもいるかもしれません。慣れるまでは母乳を塗って味をつけるなどして与えましょう。

乳頭保護器を使うと母乳は出にくくなる?

女性
母乳が出やすくなる・たくさん作られるようになると言えます。

ママが痛みを我慢しなくてよいので長時間母乳を与えることができ、赤ちゃんも満足するまで吸えます。

長い時間、たくさんの量の授乳ができると、母乳はたくさん作られるようになっていきます。

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【体験談】乳頭保護器が手放せませんでした!

授乳時に乳頭保護器が手放せなかったママたちも多いようで…。

ママ
頻回授乳で乳首がふやけて、流血、触るのも痛かった時に使いました。
もちろん煩わしさはありましたが、痛さはゼロに近いほど軽減されました。毎晩4つ用意して枕元に置いていました。
(小学2年生の男の子のママ)
ママ
初めての授乳で赤ちゃんの口をうまく乳首から外すことができず、切り傷のようになってしまったことがあります。
痛くて授乳がつらかったのですが、乳糖保護器をつけると問題なく授乳することができました。母乳派の方は一つ用意しておくと安心です。
(小学2年生の女の子のママ)
ママ
娘が乳首を強く噛むクセがあって、その際に乳頭保護器を活用しました。このおかげで乳首から出血することもなくなり、かなり授乳が楽になっていました。
噛みクセがある赤ちゃんだったら使った方がいいです。
(3歳の女の子と小学3年生の男の子のママ)

授乳時のちくびの痛みにお悩みのママは、ご紹介した対処法を試してみてくださいね。

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