新生児の母乳量はどれくらい?授乳間隔・回数も。わからないときの測り方も

新生児の母乳量はどれくらい?授乳間隔・回数も。わからないときの測り方も

公開日:2019-08-28 | 更新日:2022-09-05
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生まれたばかりの赤ちゃんが必要とする母乳量や、母乳量の測り方がわからないときの測り方をご紹介します。
「欲しがるだけ飲ませていいの?」「母乳不足じゃないか心配・・・」といったママの疑問にも答えます。

神原李奈

監修者

経歴

栄養士 
(社)東京都栄養士会・食育栄養インストラクター

「生まれたての赤ちゃん」にはどれくらい飲ませる?

授乳1回あたり、どれくらいの母乳を飲ませればいいのでしょうか?

「生まれたての赤ちゃん」にはどれくらい飲ませる?

女性

新生児は、短い時間ですぐに母乳を欲しがるのが通常です。

一般的には、1回あたり(生後日数×10ml)+10mlくらいが目安量ですが、赤ちゃんが欲しがるたびに母乳をあげても問題ありません。

母乳をあげる時間は、赤ちゃんの気分や飲みたい量で差がありますが、数分程度〜30分程度です。

新生児には、3時間おき、1日に7回以上授乳する機会があります。
1日の母乳量は体重1kgに対し、100200ml程度。平均150mlとして3500gの赤ちゃんで、1日トータル525ml程度飲む計算です。

生後1週間頃までの新生児は、毎日ミルク量の目安が変わります。
一般的には、生後0日で10mlからスタートし、日々10mlずつ追加していきます。

ただし、赤ちゃんの体調や気候などによっても差が出ることもあります。あくまでも目安として捉えてください
基本は主治医や助産師などの指示に従いましょう

<一般的な哺乳量の例>
※新生児の体重によって変化します。
生後1日目 20ml/1回
生後2日目 30ml/1回
生後3日目 40ml/1回
生後4日目 50ml/1回
生後5日目 60ml/1回
生後6日目 70ml/1回
生後7日目 80ml/1回

「出生後23週間目の赤ちゃん」にはどれくらい飲ませる?

女性

人によって差がありますが、授乳時間は2040分程度です。

量は、大体1回あたり、20ml1kg(体重)が目安ですが、赤ちゃんがもういらないというサインを出したら終了しましょう。

サインは「顔をそむける」「吸わなくなる」などがあります。

出生後23週間目になると、赤ちゃんが急成長する時期に入るため、母乳を飲む量が増えます。
1回80ml程度を日に7回として560mlです。体重によって異なりますが、平均420560ml程度です。

<一般的な哺乳量の例>
※新生児の体重によって変化します。
体重が3kg  60ml/1回
体重が3.5kg 70ml/1回
体重が4kg  80ml/1回

日によって変化する母乳量

新生児は胃の容量が小さいので、一回の授乳で飲める母乳量も多くありません。
そのため、一日に何度も授乳する必要があり、飲む量も一定ではなく日によって変わります。

母乳量が足りているかわからない!

「ゴクゴク飲んでいるけど…どれくらい飲んでいるのかわからなくて不安」というママも少なくありません。
「母乳が足りているかどうか」をどう判断すればいいのでしょうか」

女性

母子健康手帳に記載されている「乳幼児身体発育曲線」に沿って体重が増えているうちは、さほど深刻に考える必要はありません。

また、赤ちゃんが、おっぱいを口から離したり、顔をそむけたりすると「もういらない」というサインのことが多いです。
しばらく待っても、吸わないようであれば、授乳を終了しましょう。

“順調に育っている”と判断するポイント

  1. 機嫌がいい状態が続いている
  2. 顔色がよく、元気がある
  3. 体重の増加がみられる
  4. 16回以上おしっこが出る

といった様子であれば、さほど心配する必要はないでしょう。

母乳を飲みすぎの目安

母乳を飲みすぎている場合には、以下のようなサインがあります。

  1. 飲んだ母乳をよく吐き戻すが、体重は増えている
  2. 機嫌がよくない
  3. げっぷやおならが多い
  4. 授乳中、口からポタポタと母乳をこぼしてしまう
  5. おなかが張っている
  6. 苦しそうにして泣いている
  7. うなる、いきむ
  8. 授乳中にむせる
  9. 便秘、下痢が続いている
  10. 一日に50g以上体重が増えている

授乳量の減らし方

  1. 少しだけ搾乳する
  2. 授乳の回数を減らす
  3. リクライニング(横向き)授乳をしてみる

母乳が足りない目安

母乳不足の場合、以下のような傾向があります。

  1. 体重が増加しない
  2. 元気がなく、機嫌が悪い
  3. おしっこの回数、量が少なく、その色やにおいが濃くなっている
  4. うんちの回数が少ない
  5. 嘔吐し、体重が減少する

 授乳量の増やし方

  1. 授乳の回数を増やす
    母乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸うことでホルモンが分泌され、出てきます。赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらいましょう。
  2. しっかり水分補給する
    母乳を作るために水分は必要不可欠です。摂取目安量は、一日23リットルです。
  3. ママの食事内容を見直す
    脂肪分、糖分の過剰摂取に注意を払い、和食中心の食事をしましょう。
  4. おっぱいマッサージをする
    乳房の根元部分を動かすマッサージを行い、血流を改善しましょう。
  5. 身体が冷えないようにする
    冷えは母乳を作る力を低下させるため、温かい物を飲んだり、乳房を温めたりすると出やすくなるといわれています。

よくある質問①「母乳は欲しがるだけあげてもいい?

母乳は欲しがるだけあげてもいい?

母乳を欲しがって赤ちゃんが泣きます。
飲みたいだけ飲ませてもいいのでしょうか?
ママ
女性
本当におなかが空いている場合、基本的には欲しい分だけ飲ませてあげても大丈夫だと言われています。

しかし、赤ちゃんが泣いている原因が母乳不足だと勘違いしてしまい、必要以上に飲ませてしまうのはNG。
逆に赤ちゃんを苦しめてしまう可能性があります。

そのような状況を作らないためには、おしっこの回数を確認したりして、赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんが泣く原因を検証することが必要です。

よくある質問「母乳がでないミルク育児でも大丈夫?」

母乳がでません・・・。母乳育児にこだわらずミルク育児でもいいの?
ママ(困り顔)
女性
ミルクを活用しましょう!

赤ちゃんの健康のために完全母乳で頑張ろうと決めて奮闘してきたママにとって、ミルクで補充するという選択をするのは少し抵抗がありますよね。

しかし、完全母乳に固執してしまい、ミルクを使わないことで、赤ちゃんに必要な栄養分をしっかり届けられない状態は不本意ではないでしょうか。
赤ちゃんの健やかな成長のために、上手にミルクも利用しましょう。

よくある質問「母乳を飲まないどうすれば?」

赤ちゃんが母乳を飲んでくれません。
母乳を飲んでもらうためにできる工夫はありますか?

ママ
女性

すぐにミルクをあげてしまわずに、「まずは、母乳からあげる」という順序をつけましょう。

哺乳瓶は、比較的吸いやすいので、そちらに慣れてしまうと母乳を吸うのは疲れるので途中でやめてしまうこともあります。

また、吸う力が足りない、乳首が吸いやすい形をしていないなどの場合は、赤ちゃんが疲れて飲むのをやめてしまうことがあります。その場合は、時間をおいてまた吸わせる、乳首を出す補助具で形を徐々につけるなどしましょう。

母乳が出ない場合はミルクでも構いませんが、せっかく母乳が出ている場合はぜひ母乳を飲ませてあげましょう。

よくある質問④「ミルクを嫌がるどうすれば?」

赤ちゃんがミルクを嫌がります。
ミルクを飲んでもらうためにできる工夫はありますか?
ママ
女性
以下の方法を試してみてください。
  1. 赤ちゃんがおなかを空かせた状態のときにミルクをあげてみる。
  2. ミルクを飲ませる哺乳瓶や乳首を変えて、赤ちゃんが飲みやすいタイプを探す。
  3. 何種類かのミルクを試して、赤ちゃんが好きな味を探す。
  4. ミルクの温度を変えてみる。
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