【医師監修】生後4ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ「遊び」アイデア集。おもちゃのオススメも

生後4ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ「遊び」を先輩ママ・パパに聞いてみました。

生後4ヶ月の赤ちゃんの身体の発達や遊ぶ時間の目安とタイミング、おすすめのおもちゃ、事故防止のポイントなども詳しく紹介していきます。

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会　小児科専門医

2002年　慶應義塾大学医学部を卒業
2002年　慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年　立川共済病院勤務
2005年　平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年　北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年　横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年　「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年　「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴

視力、聴力、運動機能など、生後4ヶ月の赤ちゃんの「体の発達」について解説します。

生後4ヶ月の赤ちゃんの「視力」

生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、３か月頃と同じで0.05～0.08程度の視力があります。

人の顔を声などと合わせて認識し始め、鮮やかな色もわかるようになります。
抱っこしているとキョロキョロします。

生後4ヶ月の赤ちゃんの「聴力」

声や音に反応します。
顔と声を合わせて、ママやパパを判別する子もいるでしょう。

生後4ヶ月の赤ちゃんの「運動機能」

首がだいぶしっかりしてきます。
両手を叩いてパンパンと音を出したりして遊べるようになります。

寝返りをしようとして、体をひねることもあります。

生後4ヶ月の赤ちゃんの「感情表現」

怒るとひっくり返るようにのけぞって嫌がる仕草がでることもあります。

パパとママを区別できる子は、知らない声や音を嫌がります。

生後4ヶ月の赤ちゃんの「言葉」

声を出して笑って喜ぶようになる子もいます。

個人差はありますが「アー」「ウー」など、まだ意味のない言葉を発します。

生後4ヶ月は…こんな遊びがおすすめ

生後4ヶ月になると、体を使ったダイナミックな遊びもできるようになってきます。
体を使った遊びをして、筋力をつけましょう。

声を掛けながら、たくさんスキンシップしてあげましょう。体を触る刺激も大事です。

ただし、無理に歩行練習をするといったことはまだ早いのでやめましょう。首や頭に急激に負担をかけてしまいます。

遊びアイデア「こちょこちょ遊び」

洋服の上から、大人の人差し指をツンツンと当てます。

わき、首の下、足の付け根など、歌に合わせて優しくツンツンして遊びましょう。

遊びアイデア「抱っこ人形遊び」

ママやパパのお腹の上に赤ちゃんをうつ伏せや仰向けに寝かせて、大人が下から抱っこして揺らすなどして遊びます。

様々な動きが加わるので、赤ちゃんも喜びます。
疲れてきたらしっかり抱っこしてあげましょう。

「波が、ザブーンと来ました…」などと揺らしてもよいでしょう。

先輩ママ・パパに聞く「生後4ヶ月の赤ちゃんが喜んだ遊び」

先輩ママ・パパに「生後4ヶ月の赤ちゃんが喜んだ遊び」を聞きました。

タオルで「いないいないばあ」遊び

タオルが好きな子だったので、タオルで子どもの顔を隠し(ふわっと隠します)、「いないいないばぁ！」というと、キャッキャと笑っていました。
（1歳の男の子のママ）

感触遊び

新聞紙をぐちゃぐちゃに破いて紙吹雪をしたり、片栗粉を少量の水で溶き少しもったりさせたのを触らせてみたりなど、感触遊びをさせていました！
小さい時から色々触らせると好奇心が旺盛になると聞いたので、安全を考えこのふたつをよくしていました！
（5歳の女の子のママ）

新聞紙ビリビリ遊び

新聞紙ビリビリをしていました。
新聞紙の音に興味を持って反応してくれます。
（3歳の男の子と6歳の女の子のママ）

顔の前でユラユラ遊び

生後４か月になって数日後に、何気なく目の前に立ってステテコの裾を顔の前で揺らしたら、初めて大爆笑をしました。
それから顔の前で揺れるものや布が大好きになり、目の前で揺らして「ゆらゆら～」と声をかけてあげる遊びを続けています。
（0歳の女の子のママ）

くすぐり遊び

体をマッサージするようにこちょこちょと手でくすぐったり、ぬいぐるみで体を触ったりすると、よくニコニコして声を出して笑っていました。
（3歳の女の子と6歳の男の子のママ）

どれくらいの時間遊ぶのがいい？

生後4ヶ月頃になると、「1日1時間くらい」は遊べるようになってきます。

日中に体を動かす習慣をつけましょう。
また、「疲れている時」や「ぐずっている時」に無理をするのはやめましょう。

生後4ヶ月の赤ちゃんと遊ぶときに「気をつけること」

赤ちゃんの手の届く範囲に小さなおもちゃや小物などを置かないでください。

大人が気づかないうちに口に入れて窒息してしまうことがあります。

口に入らないサイズで、引っ張っても取れないものを選んでください。

小さいおもちゃは「窒息事故のリスク」があります。

どんなおもちゃがオススメ？

生後4ヶ月の赤ちゃんには、

• カラフルな色をしている
• 触るといろいろな感触が楽しめる
• 音が出る

おもちゃを選んであげるとよいでしょう。

先輩ママの口コミ「生後4ヶ月の赤ちゃんが喜んだおもちゃ」

先輩ママ・パパがおすすめする「生後4ヶ月の赤ちゃんが喜んだおもちゃ」を紹介します。

オーボール

柔らかくて握りやすい、オーボールいうおもちゃで遊んでいました。
指先を細かく動かしたり投げてみたりと、とても楽しそうでした。
（3歳の女の子と小学1年生の男の子のママ）

ピアノのおもちゃ

西松屋で購入したピアノのおもちゃです。
鍵盤に指が当たると音が出るのをおもしろがって、うつ伏せで遊んでいました。
（8ヶ月の男の子のママ）

メリー

メリーを見ると喜ぶというか、じっと見つめていました。
まだねんねの頃なので、仰向けでおもちゃがくるくる回るのを見るのがよいようです。
譲っていただいた、ディズニーのくまのプーさんのメリーでした。
優しい色合いでよかったです。親が見ても癒されるものがいいと思います。
（小学4年生の男の子のママ）

「いないいないばあ」の絵本

いないいないばあの絵本がおすすめです。
顔にハンカチをかけてあげると、顔から取って喜んでいました。顔が見え隠れするのが面白いようでした。
（0歳と1歳の男の子のママ）

ラトル

振るとカラカラと音が鳴る、Sassy（サッシー）にこにこミラーラトルがお気に入りでした。
ミラー付きなので自分の顔をのぞき込んだりして楽しんでいました。
（0歳の男の子と2歳の女の子のママ）