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2019|インフルエンザの予防接種の値段は?病院で違う理由・子どもの価格について

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医療費 領収書

【執筆・監修】
内科医 岡村信良(医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック)
内科医・岡村信良
【経歴】
平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

インフルエンザの予防接種の値段は病院によって違います。なぜ一律ではないのでしょうか?
この記事では、インフルエンザの予防接種の値段が病院によって違う理由、安い値段で予防接種を受けても大丈夫なのか、といった疑問をお医者さんに聞いてみました。
大人と子どもの値段の違いや、予防接種を安く受けられる方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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一般的にはいくらするの?

1回3,000〜5,000円程度と幅がありますが、平均は3,000円台後半のようです。後述しますが、地域によっても差があります。
2回接種が必要な年齢の場合は、1回目と2回目で値段に差がある場合もありますので、詳しくは各クリニックや病院へ問い合わせましょう。

病院によって値段が違うのはどうして?

なぜ病院によって値段が変わるのですか?

インフルエンザの予防接種は、任意の予防接種のため自由診療です。そのため、病院・クリニックごとに価格を決める決定権があるのです。
価格は、病院の立地や人件費、仕入れ価格、仕入れメーカーなどによっても差が出ます。価格に差はあっても、すべてインフルエンザに対して働きが認められている薬剤が使用されています。

大人と子供でも値段は違うの? 

子供 予防接種

大人と子供では、インフルエンザワクチンの摂取量が異なります。
・ 生後6か月~3歳未満は、0.25mlを2回接種
・ 3歳~13歳未満は、0.5mlを2回接種
・ 大人(13歳以上)は、0.5mlを1回接種
大人は、1回で済みますが、小さいお子さん〜13歳未満までは、2回の接種が必要となり、その都度、医師の技術料や拘束時間が発生するためトータルしてみると大人より料金がかさむ場合が多いのです。
*該当年齢でも、医師の判断で1回もしくは2回にすることもあります。

その年によって値段は変わりますか?

毎年、大きな変動はありませんが災害や税金の変更などによって、少しずつ上がっている傾向です。しかし、病院によっては、据え置き価格にしているところや、無料という病院もあるようです。これは、新しい患者さんを呼び込む手段であったり、地域貢献だったりと病院によって考え方は違います。また、「2回セット割」や「家族何人かで一度に摂取すると割引をする」などといったサービスを提供している病院もあります。

値段が安くても大丈夫?

値段が安くてもインフルエンザワクチンは変わらない?

病院で提供されているワクチンは、値段に違いがあっても、働きの認められているインフルエンザワクチンです。
どのワクチンの中身は一緒のものですが、製造している会社はいくつかあります。

できるだけ安く予防接種を受けるには?

事前に価格を確認して、病院を受診しましょう。予約割引や早期予約割引、家族割といった物を実施している病院もあるので、そのようなキャンペーンを利用するのも良いですね。

インフルエンザワクチンの予防接種は、自由診療のため病院によって価格差があります。クリニックや病院によっては、「対応に時間をかけない・対応に人員を使わない」といったことで、価格を安くできるようにしているようです。
これもコストを下げるための努力と言えるでしょう。
しかし、予防接種のあとは副作用が出る人もいます。接種前には、事前説明や質問をしっかり医師や病院から受けるようにしましょう。

<参考>
厚生労働省 インフルエンザQ&A
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
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