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医師がオススメする糖尿病患者にやって欲しい4つの習慣。食事やお酒について

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EPARKレポート-病気と健康
重要な糖尿病ケアのひとつに、食事は「野菜から」があげられます

【執筆・監修】
内科医 岡村信良

内科医・岡村信良
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
職務経歴:平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

糖尿病とは、血糖値が平常域をはるかに超えた状態が続く症状をいいます。
すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが血糖値を下げる働きをするのですが、何らかの理由でインスリンの分泌量が減ってしまうため、血糖値が下がらないのです。
糖尿病は薬による治療も行なわれますが、生活習慣を見直すことで血糖値を安定させることも大切です。
生活習慣の見直し、といえば、なかなかできるようで難しいという印象をもつ方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、糖尿病患者の方に行って欲しいオススメの習慣・方法をご紹介致します。

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必ず行って欲しいオススメの習慣

食事は最初に野菜から。食べる順番を意識する

食事はバランスが大事です。食卓にはできるだけ主食(ご飯やパン、麺類)、主菜(肉、魚、卵、豆類など)、副菜(野菜、きのこ、海藻など)が並ぶように心がけてください。

食事の用意ができたら、次は食べる順番を意識しましょう。食物繊維が豊富な野菜を最初に食べると、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

お酒は飲みすぎず、できればひかえめに

アルコールはインスリンの分泌や働きを妨げ、血糖値に悪影響を及ぼすので、食べ過ぎ飲み過ぎは極力避けるようにしてください。

おつきあいで飲むときも痛飲は厳禁です。

ちょっとの工夫で、運動不足を解消!

糖尿病の原因には、肥満や運動不足も関係しています。

標準体重よりも体重が多い人は、減量を考えましょう。

食事をバランス良く整え、暴飲暴食をせず、体を動かすように心がけると自然と体重は減っていきます。

駅ではエスカレーターに乗らず階段を歩くといった、ちょっとした工夫で運動量を増やすだけでも効果はあります。

無理なダイエットはストレスにもなり、体にもよくありません。

まずは標準体重に近づけるように取り組みましょう。

ストレスはためず、たばこはやめて糖尿病予防!

喫煙はインスリンの働きをにぶくするので、糖尿病の進行を早める可能性があります。

また、食事制限や無理な運動がストレスになることもあります。

その反動で暴飲暴食や過度な飲酒、たばこの本数が増えてしまうといった望ましくない行動をとってしまうこともあります。

なので、ストレスはできるだけため込まないようにすること、喫煙者は禁煙を心がけましょう。

生活習慣の改善は大切ですが、無理が原因でストレスになっては意味がありません。

無理をしない範囲で、できることから少しずつ取り組み、生活習慣を改善していくことが大切です。

まとめ

糖尿病は一度発症してしまうと完治することはありません。

ですが、食事制限や適度な運動など生活習慣を改善することでお薬の量を減らしたり、お薬を飲まなくても血糖値を平常な値に保つことができるようになります。

糖尿病の原因の多くは生活習慣が関係しています。

もちろん、もしあなたがまだ糖尿病患者でないなら、生活習慣を整えておくことがもっとも大切な予防の方法なのです。

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