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歯を白くする!歯の黄ばみや汚れを改善する方法と費用

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歯 白く

歯を白く、きれいにする方法をまとめました。自分でできる手軽な方法や、歯医者さんで時間をかけてきれいにしてもらう方法など、さまざまな方法があります。

黄ばみや銀歯など歯にコンプレックスがあると、口を大きく開けるのをためらってしまうことがあります。自信を持って笑顔になれるように、自分に合った歯を白くする方法を見つけてください。

【監修】
歯科医師 菊地由利佳

【所属】
健康検定協会
【記事読者へのメッセージ】
歯は健康に欠くことのできないものです。美味しいものを食べる、会話をする、美しい表情を保つ、これらは健康な歯があってからこそできること。記事をご一読いただき、ぜひ歯の正しい知識を知って、より健康な毎日をお過ごしください。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた政府の発表を受け、一部の医院において臨時休診または診療時間の変更が生じております。政府から発表される情報等により、急な変更も予測されますため、受診の際には事前に医院にご連絡いただくなど、ご確認をお願いいたします。

1.歯の色が気になって歯を隠していませんか?

新生活が始まるシーズンでは、新しいひとたちと出会う機会があります。初めて会ったひとの第一印象をよくするのは、やさしい人柄を感じさせるような笑顔です。

もし、歯の色に悩みがあるなら、素敵な笑顔を見せられるように、自信の持てるきれいな歯にしてはいかがでしょうか。

歯の色について、次のような悩みを抱えてはいませんか?

歯が白くない、黄ばんで見える
就活・進学を機に歯を白くしたい
結婚式までに歯を白くしたい
奥歯にある銀歯が気になる
なるべく節約して歯を白くしたい

白く美しい歯にするには、さまざまな方法があります。自然な笑顔ができるように、自分に合った方法で取り組んでください。

2.歯が黄ばんでしまう原因を知ろう

個人差はありますが、やや黄みがかった白色が、本来の日本人の歯の色です。そのため白くなくても、歯が汚れているわけではありません。

2-1.食べ物の影響で歯に色がついてしまう

象牙質をエナメル質で通して見えたものが歯の色です。そのため歯の色は、エナメル質に汚れがつくことで悪くなっていきます。

歯の汚れで一般的なものが、食べ物に含まれている色素です。毎日のように食べ続けることで、色素が歯の表面に蓄積して、ステインという着色汚れになります。

なかでも次の食べ物をひんぱんに食べることで、ステインがつきやすくなります。

■ステインの原因になる食べ物

食べ物 ステインの原因になる成分
コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン タンニン、カテキン
赤ワイン、チョコレート ポリフェノール
カレー 着色料

ステインの原因になる食べ物を避ける必要はありませんが、歯に色がつきやすいことは意識しておきましょう。

歯の着色を防ぐには、毎日ていねいに歯をみがいて、ステインがつかないようにすることが大切です。時間が経ったステインは、歯みがきだけで落とすことができません。

2-2.喫煙の習慣で歯に黄ばみができる

喫煙者が歯を白くしたいのであれば、まず禁煙をしましょう。
さまざまな方法で歯を白くしても、喫煙がやめられないままでは、また歯に黄ばみができてしまうためです。

たばこに含まれているタールやニコチンは、唾液に含まれているカルシウムと結合し、歯の表面に付着してステインになります。このステインによって、歯が黄ばんでいきます。

黄ばんでしまった歯は、歯みがきで落とすことができません。また、歯をきれいにしたとしても、禁煙をしなければ、再び歯が黄ばんでいきます。歯を美しく保つのであれば、禁煙が必要です。

3. 歯を白くする方法はどれがいい?

3-1.家にいながら自分で歯を白くする

歯を白くするには、さまざまな方法があります。もっとも手軽な方法が、市販されている製品を使うことです。歯を白くする製品には、次のようなものがあります。

・歯みがき剤
歯を白くする働きのある歯みがき剤です。ステイン(着色汚れ)を落としやすくする成分を含んでいるものや、歯のエナメル質を修復する成分を含んでいるものなど、歯みがき剤によって歯を白くする作用が異なります。基本的に、本来の歯の白さを保ちます。

・歯のマニキュア
歯のマニキュアは、白い塗料を塗って歯を白く見せる製品です。短時間でできるうえに、もともとの歯の色に関係なく、歯を白くすることが可能です。ただ、一時的に歯を白く見せるだけで、だいたい1日でもとに戻ってしまいます。

・歯の消しゴム
歯の消しゴムは、ゴムを歯に当てて軽くこすり、汚れを落とす製品です。歯の表面の汚れを落とす製品なので、もともと歯が持っている白さになります。

■市販のホワイトニング製品のメリット・デメリット

メリット デメリット
・自宅でできるので通院が不要 ・歯医者さんでのケアほど白くはできない
・手頃な価格帯の商品が多い ・歯の白さを維持できる期間が短い
・歯を傷つける場合がある
・結果が出るまで時間がかかるものが多い

■市販のホワイトニング製品の費用の目安

製品の種類 費用(自由診療)
歯みがき剤 1000円前後
歯のマニキュア 2000円前後
歯の消しゴム 400円前後

※標準的な金額です。製品によって金額は異なります。

3-2.虫歯・歯周病予防で歯が白くなるPMTC

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、プロによる歯のクリーニングのことで、虫歯や歯周病などを予防するため、歯科医師や歯科衛生士がお口をきれいにする施術をいいます。

PMTCでは、専門的な器具とフッ化物配合の研磨剤を使って、歯の表面や歯茎の歯周ポケットなどにある歯垢を除去します。ふだんの歯みがきでは落とせない、細かいところまで汚れを落とすことができるので、歯を本来の白さに近づけられます。

歯医者さんによっては、PMTCの一環として歯石や歯についたステインの除去も行っているところがあります。PMTCは歯周病治療の一貫として保険診療で受けられる場合もありますが、治療目的によっては自由診療となる場合もあります。自由診療の場合は、歯医者さんによって費用が異なります。

■PMTCのメリット・デメリット

メリット デメリット
・ホワイトニングより費用を抑えられる ・透明感のある白い歯にはならない
・虫歯・歯周病の予防になる ・歯医者さんにかかる必要がある
・PMTCだけなら通院は1回だけ ・自由診療なので健康保険が利用できない

※標準的な金額です。治療方法によって費用は異なります。

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3-3.ホワイトニングで歯を白くする

歯医者さんで行うホワイトニングでは、エナメル質を漂白するので、歯の表面の汚れを落とす施術とは違う、透明感のある白い歯になります。

ただし、健康保険が利用できないので、自由診療になります。

・ホームホワイトニング
個人に合わせて作製したマウスピースに薬品を入れて、歯に装着する施術を自宅で行います。マウスピースの装着は、1日に2~3時間で、目的の白さになるまで継続します。歯の白さによっては、数ヵ月かかります。

■ホームホワイトニングのメリット・デメリット

メリット デメリット
・もとの歯より白くできる ・薬品の濃度が低く、施術の期間が長い
・自宅で行うので、通院の回数が少ない ・定期的に継続する必要がある
・白い歯を長く維持できる ・自由診療なので健康保険が利用できない

・オフィスホワイトニング
歯医者さんで薬品を歯に塗り、光を当てて歯を白くします。歯を目的の白さにするまで、数回の通院が必要ですが、ホームホワイトニングより濃度の高い薬品を使うため1回目から白さを実感しやすいです。
1回の施術に、だいたい1時間かかります。

■オフィスホワイトニングのメリット・デメリット

メリット デメリット
・もとの歯より白くできる ・定期的な通院が必要になる
・薬品の濃度が高く、施術の時間が短い ・歯の白さを維持できる期間が短い
・短い期間で歯を白くできる ・自由診療なので健康保険が利用できない

・デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行うので、歯の白さを長く維持できます。
ただし、両方の施術を行うので、それだけ費用がかかります。

■デュアルホワイトニングのメリット・デメリット

メリット デメリット
・もとの歯より白くできる ・定期的な通院が必要になる
・短い期間で歯を白くできる ・ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの費用がかかる
・白い歯を長く維持できる

■ホワイトニングの費用の目安

施術内容 費用(自由診療)
ホームホワイトニング 初回(マウスピース代):15,000~30,000円
追加の薬品:1,000~5,000円
オフィスホワイトニング 通院1回:15,000~20,000円
デュアルホワイトニング 通院3~6回:60,000~80,000円

※ホワイトニングで知覚過敏になることがあります。
※標準的な金額です。治療方法によって費用は異なります。

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3-4.歯の銀歯を白い素材に変えたい

虫歯などで歯を削った場合、つめ物やかぶせ物でそれを補います。保険診療では、主に金属製のつめ物を使用するため、口を開けると、銀色のつめ物が見えてしまうことがあります。自由診療になりますが、銀色のつめ物を白い素材に変えることができます。

つめ物のことを「インレー」といいます。白い素材のインレーには、一般的に次のものがあります。

■白いインレーの特徴

セラミックインレー(オールセラミック) ハイブリッドインレー
・セラミックだけでできている ・セラミックと樹脂を混ぜた素材
・歯に近い自然な白さ ・セラミックほど白さが自然でない
・あまり変色しない ・時間を経ると変色することがある
・強い衝撃で欠けることがある ・すり減りやすい

■白いインレーのメリット・デメリット

メリット デメリット
・治療した歯を白くできる ・素材によって欠点がある
・自由診療なので健康保険が利用できない

■白いインレーの費用の目安(1歯)

治療内容 費用(自由診療)
セラミックインレー 40,000~80,000円
ハイブリッドインレー 30,000~50,000円

※標準的な金額です。治療方法によって費用は異なります。
※かぶせ物(クラウン)は、条件を満たすと保険診療で一部の奥歯に白い素材を使うことができます。詳しくは歯医者さんにご相談ください。

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4.歯を白くする歯医者さんを選ぶポイント

4-1.PMTCならかかりつけの歯医者さんで大丈夫

PMTCは多くの歯医者さんで行っているので、かかりつけの歯医者さんに相談しましょう。そのときに、ステインの除去も受けられるのかを確認してください。歯医者さんによっては定期検診のクリーニングでステインの除去をしていることもあります。

4-2.美容系に強い歯医者さんを探そう

ホワイトニングは、一般的な歯医者さんでも受けられますが、もっとも事例を持っているのは、美容系に強い歯医者さんです。さまざまな要望があるときは、美容系でホワイトニングに強い歯医者さんのほうが柔軟に対応できる可能性があります。

4-3.白い素材にするなら、まずはかかりつけの歯医者さんに

ほとんどの歯医者さんで、インレー(つめ物)を白い素材に変えることができます。まずはかかりつけの歯医者さんに相談してください。
ただ、新しい素材を使用したいときは、対応できる歯医者さんをインターネットなどで探して相談してください。

まとめ

歯を白くするには、さまざまな方法があります。結婚式などに合わせて早く歯を白くしたい、といった場合は、短い期間で白さを実感できる方法がいいでしょう。歯の黄ばみがコンプレックスになっているかたなら、着色した汚れを落とすだけでも納得できるかもしれません。
さまざまな歯を白くする方法から、自分に合ったものを見つけてください。


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