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【編集部調べ】失ってから後悔したもの2位「体型」、1位は…?

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歯 ケア

日頃なにげなく過ごしていますが、歯を失うと食事やおしゃべりなど日常生活にどう関係してくるのか、考えてみたことはありますか・・・?今と変わらず過ごすためにも、この機会に将来のお口の健康を考えてみてください。

あなたが50歳、60歳、70歳になったとき、どのくらいの歯が残っているでしょうか?歳をとっても自分の歯でよく噛んで、食事を楽しみたいですよね。50代に入ると歯を失うリスクが急に高まります。少しでも多くの歯を残すには、早いうちからしっかりとケアすることが重要です。

この記事では、歯を失うことのリスクや、セルフケア方法など予防についての知識をまとめています。

【監修】
歯科医師 迎 和彦

【所属】
むかい歯科

【記事読者へのメッセージ】
むかい歯科のコンセプトは3C+1Cです。

• Clean(清潔)
• Comfortability(快適)
• Communication(会話)
• そしてCommunity(地域)

これらが一つでも欠けると皆様に安心して受診していただく事が出来ないと考えております。
シンプルですがこの3C+1Cをコンセプトに皆様方のお口の健康改善にお役に立つよう日々診療や情報発信に努力しております。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた政府の発表を受け、一部の医院において臨時休診または診療時間の変更が生じております。政府から発表される情報等により、急な変更も予測されますため、受診の際には事前に医院にご連絡いただくなど、ご確認をお願いいたします。

1.失ってから後悔するもの1位は・・・?

編集部独自で、失ってから後悔するものは何かアンケートをとりました。その結果はなんと・・・

失って後悔していること_アンケート

※EPARKレポート編集部調べ(2020年1月20日時点)引用:ミルトーク

体型(肥満)や髪の毛を抑えて「歯」が堂々の1位でした!

歯と回答したかたの中には、「健康な歯。もっとしっかりケアしていれば…と後悔しています。」「一番は歯です。部分入れ歯を2か所していて、本当に不自由なので失った事を後悔しています。」など、自分の歯では無くなってから予防の重要性を実感しているようです。

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2.歯がないとどう影響するの?

歯を失うと、食事の楽しさも、少しずつ消えていくのです。

そのほかにも、歯が抜けるとかむ回数が減って満腹感を得にくくなり、肥満の原因にもなるともいわれています。歯はお口だけでなく、全身の健康にも影響します。

「歯がなくなっても入れ歯があるから大丈夫」というのは大きな間違いです。

入れ歯は、歯の代わりをしてくれますが、歯そのものではありません。保険が適用される入れ歯は、料理の熱さを感じにくく、食事の楽しさに影響を与えます。そのほか、手入れが必要であったり、見栄えがよくなったりといった問題が入れ歯にはあります。

また、インプラントやブリッジなども、失った歯の代わりにはできますが、それぞれ入れ歯のように問題点があり、本物の歯にはかないません。

なによりも、歯を失わないようにすることが大切です。

3. お口の健康のターニングポイントは何歳?

年齢ともに歯が失われていくので、歯の健康への取り組みは、早ければ早いほどよいです。

口腔内調査結果

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/

20本以上の歯が残る割合が減少する50代から、徐々に「何でもかんで食べることができる」という人の割合も減っています。

さらに細かく見てみると、20本以上の歯を有する割合は、45~49歳が99%であるのに対し、60~64歳が85.2%、75~79歳が56.1%と、徐々に減少しています。(※2016年)

歯の健康は、50代がターニングポイントとなるようです。

口腔内調査結果_02

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/

4.歯を失う原因

4-1.虫歯・歯周病が2大原因

歯を失う原因の1位は「歯周病」、2位は「虫歯」です。
歯周病の目安として、歯周ポケットが4mm以上となると歯茎が腫れ始めたり冷たい水がしみたりするだけでなく、歯を支えている顎の骨が溶け始めることもあります。

厚生労働省の2016年のデータでは、45歳以上になると歯周ポケットが4mm以上となる割合は49.5%とほぼ半数を占めています。

口腔内調査結果_03

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/

歯周病は、虫歯と違って自覚症状が少ないので、知らず知らずのうちに歯周ポケットが深くなっていた、なんてことにならないよう、歯医者さんで定期的に検診を受けることがとても大切です。

また、自宅でできるセルフケアとして何より大切なのは歯磨きです。続いては、歯周病や虫歯を予防するために、歯磨きのコツをご紹介します。

4-2.虫歯の予防方法

虫歯とは、細菌が出した酸によって歯が溶けてしまった状態を指します。細菌は糖分をエサに酸を作りだすので、お口の中をきれいに保つことが虫歯予防につながります。

歯磨きの際には、「フッ素」が配合された歯磨き粉を上手く利用しましょう。フッ素には、歯のエナメル質を強化させる作用があります。

4-3.歯周病の予防方法

歯周病になると、細菌によって歯を支える組織が壊れていきます。歯そのものを壊す虫歯と違い、歯茎や骨に悪影響を与える点が特徴です。

こちらも虫歯と同様、しっかりとした歯磨きが予防の鍵となります。また、過度な喫煙やストレスも原因となることがあります。

歯磨きのコツ!

歯磨き粉は1回1グラムを目安に使用します。 歯ブラシの毛先を確認しながら、歯と歯茎の間をていねいに磨くことが大切です。歯ブラシを小刻みに動かすと、歯垢を落としやすくなります。歯ブラシが届きにくい奥歯は、口を大きく開かずに「い」の形で磨きましょう。 磨き残しを防ぐため、また、奥歯は虫歯になりやすいため、「最初に磨くのは奥歯」と決めておくのもいいかもしれません。また、フッ素を落としてしまわないよう、口をすすぎ過ぎないことも大切です。

1日2回以上歯を磨くことによって、虫歯菌の侵食を抑えられます。 さらに夜は唾液の分泌量が少なくなり、細菌が増えやすいので寝る前の歯磨きは忘れずに行いましょう。加えて朝起きた後は、細菌が最も多いため、朝食をとる前に歯を磨いてお口の中を清潔にしましょう!

5.ライフステージに沿った予防方法

5-1.子供の予防方法

幼児期の口内環境は、永久歯に影響を与えます。そのため、乳歯が生えてきた子供にも口腔ケアが必要です。 親御さんは子供に歯磨きを習慣づけさせましょう。小さいうちは自分で上手に磨けないので、仕上げ磨きによるサポートも大切です。

なお、甘い食べ物や飲み物を1日3回以上摂ると、子供の虫歯リスクが上昇します。1歳半を過ぎたら、就寝時の授乳も虫歯の原因になります。 間食や授乳の時間を定めるなど、歯磨きに合わせて子供の生活習慣を管理してあげるのが良さそうです。

また、小児歯科を受診すると乳歯の表面に「フッ素」を塗ってもらえます。乳歯は歯のエナメル質が弱いため、フッ素でエナメル質を強くすることによって、虫歯から歯を守れます。歯医者さんでは歯磨きの正しい仕方など、口腔ケアのアドバイスも受けられるので、定期的に受診してみるのも一つの手です。

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5-2.大人の予防方法

多くのかたが、毎日歯磨きをしていると思います。しかし、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってケアしているかたは、少ないのではないでしょうか?

歯と歯の間の食べ残しや汚れは、歯ブラシで取り除ききれないことが多いです。虫歯・歯周病をしっかりと予防したいかたは、デンタルフロスや歯間ブラシを毎日のケアに取り入れましょう。

歯周病の原因になる「歯石」は、歯ブラシやデンタルフロスで落とせません。そのため、歯医者さんで定期的なメンテナンスを受けるのがいいでしょう。予防歯科では、専用器具によるクリーニングを受けられるうえ、自分では気づきにくい初期の虫歯・歯周病を見つけてもらえることもあります。 年間スケジュールの中に「予防歯科への受診」を組み込むと、お口の健康を維持しやすくなるでしょう。

また、タバコを吸う人やお酒を飲み過ぎる人は、歯周病になりやすいと言われています。将来の健康を考えると、禁煙したり、お酒の量を控えたりすることも大切ですね。

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まとめ

食事の喜びは、お口の健康があってこそなので、歳をとっても自分の歯でしっかりと噛んで、食事を美味しく味わいたいですね。

50歳を過ぎてからは、急に抜歯のリスクが高まるため一層の注意が必要といえます。中でも歯を失う原因となる「歯周病」は、症状に気づきにくいことが特徴です。歯医者さんではお口の健康管理をサポートしてもらえるので、定期的に受診する習慣を身につけると良いでしょう。


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