『上野動物園・西園』体験型ふれあいコーナーと動物紹介!

公開日:2019-06-28 | 更新日:2020-07-06
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『上野動物園・西園』体験型ふれあいコーナーと動物紹介!

上野動物園「西園」の動物たちはとてもバラエティ豊かです。アイアイのように「ここでしかみられない」動物たちがいる一方、ウシやヒツジなど身近な動物を改めて観察することもできます。実際に動物に触れることのできるコーナーもあるので、ぜひ全身で動物園を体感してください!きっと、子供たちが生き物について考える大切な体験になるでしょう。

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子ども動物園

 

子どもたちが動物たちと身近に親しめるよう、ヤギやウマ、ブタ、ウサギなど親しみある動物たちが飼育されています。

2017年4月現在、子ども動物園はリニューアルに向けてウサギ・モルモットのふれあいコーナーなどは休止中です。

2017年中にリニューアルオープン予定とのことなので、最新情報はぜひ公式HPをチェックしてください。(上野動物園HP http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/)

 

曲屋と呼ばれる東北の住居を模した建物ではウシを見ることができました。

 
 

触ってみよう!とツノが置いてありました。固くてすべすべ。実際に触って体験できるのは子どもにとってもうれしいですね。

ヤギとヒツジが同じ柵内で展示されています。中に入ることはできませんが、柵に近づいてきたヤギやヒツジを触ることができます。

 

ともだち牧場と名付けられたエリアには、ブタ、ラマ、アルパカなどが飼育されています。

 

柵越しにじっくり観察したり、触ったりすることができます。

 

動物に触れた後はしっかり手洗いをしましょう!

小さなお子様も使いやすいよう、子ども用の手洗い場が豊富に設置されています。ハンドソープもあるので安心です!

 

パンダやゾウなど人気の動物を観察するのもいいですが、ウシやブタなど、身近な動物に実際に触れるという経験は子どもにとってもインパクトが強くて貴重な経験ですよね。
子ども動物園、新施設のオープンが楽しみです!

ペンギン

上野動物園では南アフリカ沿岸に暮らすケープペンギンが飼育されています。

ペンギンといえばさむーい南極で暮らすペンギンを思い浮かべますが、南極だけにいるわけではないのです。

 

だから暑い東京の夏でも平気なのでしょうね。よかった。

 

ちゃぷんと上手にプールに飛び込んですいすい泳ぐ姿も素敵ですし、よちよちと歩く姿も可愛くて癒されます。

フラミンゴ

上野動物園ではベニイロフラミンゴという種が展示されていて、40羽ほどが暮らしています。毎年新しいヒナが誕生しているので、どんどん賑やかになっていきそうですね。

有名な話かもしれませんが、フラミンゴの特徴的な鮮やかなピンク色の羽は、餌に含まれたカロチノイドという成分によるもので、少ないと色が褪せてきます。

そのため、動物園ではこの色素成分を加えた特別な餌をフラミンゴに与えて、この美しい色を守っているそうですよ。

ハシビロコウ

ハシビロコウは体長1.2mほどの大型の鳥で、動かない鳥として有名ですよね!?

独特の大きなくちばしと後頭部の寝癖みたいにはねた飾り羽も特徴で、見た目もキャラもユニーク。

 

凛々しい顔でじ~っとして、まるで作り物のよう。

 

ハシビロコウにも一羽づつ名前がつけられています。じっくり観察して名前を当ててみるのも面白いですね。
時折大きな翼をはばたかせたり、歩いたりします。「動かない鳥」の動く姿をぜひ見たい!という人が多いのか、ハシビロコウの飼育場の周りにはじっくりとカメラを構えて待っている人も多いです。

アイアイのすむ森

 

トロピカルアイランド脇にあり、お隣は「フードコート マウリ」。

最も品揃えが充実している園内で一番大きなショップです。フードコート側からも入ることができます。

広い店内にはお菓子からぬいぐるみに至るまで、たくさんの商品が並んでいます。千葉県名産のお菓子もありますよ。

 

太くて黒と白のシマシマのしっぽを持つのはワオキツネザル。大きなバオバブの木(偽木)もあり、木に囲まれて群れで暮らしている姿は、まるで野生の姿を見ているようです。

その先には、フォッサが展示されています。

 

小柄な動物に思えますが、マダガスカルでは最大の肉食獣で、マダガスカルの生態系の頂点です。

 

次にアイアイの飼育場。童謡でとても有名ですが、実は日本国内で見れるのはここ、上野動物園だけなんです。

夜行性のため、アイアイの飼育場は真っ暗。音や光に敏感なため、静かに観察しましょう。

アイアイのすむ森では他にもクロシロエリマキキツネザルやハイイロジェントルキツネザルなど、マダカスカル島にだけ暮らす珍しい動物を見ることができます。

両性爬虫類館

両生類、爬虫類が展示されている両性爬虫類館も見どころいっぱいです!

1999年にオープンした比較的新しい施設で、生息地の自然環境をできる限り再現した展示が工夫されています。

室内施設ですが、植物もたくさん整備されていて、まるでジャングルにでも迷い込んだような気持ちで動物たちを観察することができます。

まず入口で最初に出迎えてくれたのはオオサンショウウオ。世界最大の両生類で、日本の限られた地域にだけ生息しています。
迫力ある大きさのイリエワニ。

 

体重160キロを超えている巨大なガラパゴスゾウガメ。

 

まるで作り物のような鮮やかな緑色の身体が特徴的なグリーンイグアナ。

 

世界最大級のヘビのアフリカニシキヘビ。

 

この他にもたくさんの種類の両生類、爬虫類が展示されていて、両性爬虫類館だけでもかなり満足度が高い施設です。
両性爬虫類館の外にはゾウガメなどの銅像があって、ベンチや自動販売機なども設置されているので、家族連れの憩いスペースともなっています。

 
 

オカピ

オカピは、ジャイアントパンダ、コビトカバと並んで世界3大珍獣とも呼ばれています。オカピは1901年に発見されました。ごく最近ですよね。

 

その見た目は半分ウマで半分シマウマのようですが、キリン科に属すキリンの仲間です。

アフリカのごく一部で暮らしていて、野生での生態はほとんど知られていないというまだまだ謎の多い神秘的な動物です。

午前と午後、二回食事の時間があり、乾草や人参などを食べます。外の運動場にいない場合は、室内に入っています。室内も見学できるので裏へ回って見てください。

キリン

広い飼育場を優雅に歩き回る姿は子どもだけでなく大人からも大人気です。

長い首をぐーんと伸ばして高いところの葉っぱを食べたり、長い舌をびろーんと出して、上手に葉を巻き取って食べる姿など、近くでじっくりと見ることができます。

広い飼育場にひなただけが1頭暮らしているので、少しさみしいかな?と思いましたが、お隣の飼育場のオカピに首を伸ばしてあいさつしていた姿も見ることができ、なんだかほっこりしました。

上野動物園HPを確認したところ、新しくメスのキリンが上野動物園にやってきます。盛岡市動物園生まれのキリンで、4月中旬に来園。公開開始日は発表されていませんが、「ひなた」との繁殖を目指すそうです。今後の状況が楽しみですね!

サイ

サイにはクロサイとシロサイがいますが、上野動物園にはクロサイが飼育されています。2頭いて、オスの「マロ」とメスの「アルゴ」です。

 

写真はオスのマロ。

 

シロサイ、クロサイという名前ですが、名前にあるように白色、黒色、など色が違うわけではなく、口先の形に違いがあるそうです。

この2頭はカップルで、2009年には1頭のメスの子どもが生まれており、また新しい命の誕生が期待されています。

カップルとはいっても、普段はお隣同士、別の飼育場で飼育されています。活発に動き回っていることが多く、ごつごつとした皮膚の感じや立派なツノなどを近くでじっくり観察することができますよ。

カバ

 

オスの「ジロー」とメスの「ユイ」、上野動物園ではこの2頭が飼育されています。外の飼育場にはどちらかのカバが出ていて、どちらが出ているのかはパネル表示を確認すれば分かります。

その大きな身体から、外で動き回るのは得意ではないため、のんびりと寝転んで日光浴をしているが、プールに入って水中で過ごしていることが多いです。この日ものんびりと寝転がって昼寝をしていました。
カバの皮膚はとても乾燥しやすいので、夏は一日の大半をプールに入って過ごしているそうです。

コビトカバ

 

オカピ、ジャイアントパンダと並んで世界三大珍獣のコビトカバ。すべて揃っているので、上野動物園に来れば、一度に世界三大珍獣を観察することができます。

体長は1.5mほどでカバよりずっと小さく、カバほど水中生活に適していないので、陸上にいる機会が多いです。

実はカバの祖先の姿を保っている貴重な動物といわれています。

 

美味しそうに食事をしたり、プールに入って上手に泳いだりする姿はとても愛らしく、見ていて楽しいです。カバとコビトカバは隣同士で展示されているので、それぞれの共通点や違いなどを見比べてみるのもいいですね。

シマウマ

上野動物園には、ハートマンヤマシマウマという、アフリカの山岳地帯に暮らす珍しい種類のシマウマが一頭展示されています。

 

飼育場では、バーバリーシープと同居しています。

飼育場まですごく距離が近いので、のんびりと過ごすシマウマの姿、美しい毛並みまでじっくり観察することができます。

 

いかがでしたか?西園では東園と比べて、小柄でユニークな動物たちとの出会いが待っています。
1日でじっくり見るにはあまりに多くの動物がいて、何度も訪れたくなってしまいますね。

※掲載されている情報は、執筆時点の情報のため、
詳細は公式HPをご確認ください。
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